会計事務所の志望動機はどう答えるべき?

これまでの会計事務所経験を分かりやすく説明する

会計事務所の志望動機で大切なことは、これまでの経験を採用する側に伝えることです。採用する方は経験者を求めており、働き始めたらすぐに仕事を任せようと考えています。これまでの経験について面接で伝えましょう。この時に大切なことは具体性です。どれぐらいの規模の事務所でどんな仕事をしていたか具体的に伝えましょう。数字を出したら、具体性が出てきます。例えば、働いている人が10人程度の事務所だったことを述べるようにします。

これまでの経験を話したら、面接官がそれを聞いて質問することがあるかもしれませんが、その質問には的確に答えなければなりません。答えることで会計士としての知識を持っていることをアピールできるからです。面接を2回行う場合、1回目で人柄を見て、2回目で専門的な知識を持っているかどうかを確認します。2回目の面接は会計業務に精通した人が担当することが多いです。

新しい会計事務所で職場でやってみたいことを話す

志望動機では、新しい会計事務所でやりたいことも話すようにします。この点は面接の時に聞かれることが多いので、きちんと話せるように準備しておきましょう。

やりたいことを述べる時は二つの方法があります。一つはこれまでの経験を生かして働きたいことを述べる方法です。例えば中小企業の会計税務を担当していたら、その経験を生かして働きたいことを言います。もう一つの方法は、新しく得たスキルを生かして働きたいことをアピールします。例えば、英語を勉強していたらそれを生かして、外国の会社の仕事をやってみたいと述べます。

経験とスキルの2つは事務所によって重視するものが異なっています。規模の小さな事務所だったら、人材が足りていないことが多いので経験の方が重んじられます。大きな事務所で業務の拡大が続いていたら、スキルや資格も重視されることがあります。経験とスキルのどちらを重視している事務所なのか自分で見極めてから、面接に臨みましょう。

会計事務所のミスマッチに注意する

会計事務所の志望動機で注意しなければならないことがあります。志望動機がその事務所に合わないものだったら、面接官の印象は悪くなるでしょう。例えば、不動産に特化した事務所を希望する時に、中小企業の仕事の経験を生かしたいと言っても戸惑いを与えるだけです。あくまで新しく入る事務所に関係のある事柄を志望動機で述べる必要があります。

ミスマッチを起こさないようにするには、自分の入りたい事務所のことを詳しく研究しておく必要があります。今はインターネットがあるので、いろいろな事を調べられます。ネットを使って自分の希望する事務所の歴史や業務の内容を詳しく研究しておきましょう。このことは面接の時だけではなく、そこに採用された後にも役立ちます。

会計事務所の面接で志望動機を聞かれたら、関係のないことを言ってしまう人がいますが、このような態度も避けなければなりません。例えば、前の仕事のことを質問されたとします。その時に上司と性格が合わなかったことを、くどくどと言ってしまうことがあります。上司と性格が合わなかったことは転職の理由になりますが、その点が新しい仕事に直接関係があるわけではありません。このような態度は可能な限り避けましょう。

緊張しているので話がずれることはあります。できるだけ冷静になって、自分の話していることを把握しましょう。自分の言っていることが面接の内容からずれていると感じたら、すぐに軌道修正しなければなりません。面接を受ける前に口頭で志望動機を言う練習をしておけば、話がずれることはなくなります。

その会計事務所で働きたいという熱意を見せることが大切

志望動機を質問されたら、熱意を持ってそれを答えましょう。新しい会計事務所で働くときの強い意気込みを伝えるようにします。この時にも具体性が大切になります。例えば、ネットで調べたことをもとにして、海外部門で英語の能力を生かして働きたいことを伝えます。ネットで詳しく調べたことをアピールできれば、印象が良くなります。どの会計事務所でも力を入れていることがあります。その点を調べておき、そこで自分の能力を生かしたいことを述べましょう。

他にも熱意をアピールする方法はあります。これまでの経験した難しい仕事をどのようにやり遂げたのか面接官に伝えるのです。例えば、企業の合併の際の会計事務を担当し、二つの会社の調整で苦労したけれども、自分の努力で乗り越えたということを話します。自分の経験に基づいているので、説得力のある話になります。ただし、新しい職場の仕事に関係のない経験を話すのは避けた方が良いです。どうしても話したい時は短くまとめましょう。

あなたの熱意を調べるために、不快なことを面接官が口にする場合がありますが、慌てないようにしましょう。これは面接官の本当の気持ちではなく、テクニックの一つです。例えば、あなたはこの事務所に向かないと言われることがあります。これはどんな人でも慌てますが、落ち着いて自分の経験や能力を粘り強くアピールすることが大切です。

会計事務所で働くのが未経験の場合はどうするか

未経験の人が会計事務所の仕事に応募することもあります。会計事務所は経験者を募集することが多いのですが、業務を拡大しているところであれば、未経験者を積極的に採用する場合があります。経験のない人の場合は、自分が勉強したことや自分のスキル、知識をアピールするようにします。例えば大学で経営学を学んだら、その知識を生かせることを面接の時に話します。

自分の取得した資格もアピールの材料になります。例えば、会計士の資格を持っていたら、それを生かせることを伝えましょう。実際に会計の仕事をしたわけではないので、経験のある人にくらべたら評価は低くなるかもしれません。しかし会計士になる勉強で得たことを具体的に話せたら、プラスの印象を与えられます。

大学で勉強したことや自分のスキル、資格が会計に関係のない場合はアピールの仕方が難しくなります。この場合は採用されてから熱意を持って勉強することを志望動機で必ず伝えなければなりません。ただし、これまでの仕事の経験が無駄になるわけではありません。どんな仕事でも重要なスキルがあります。

コミュニケーション能力は、どんな仕事をする時でも大切です。全く経験のない人が会計事務所に入ったら、先輩たちの指導を受けながら仕事を進めていくことになります。この時にコミュニケーション能力を生かすことができます。先輩の指導を素直に受け入れて、分からないところを積極的に聞いていくことを志望動機として訴えましょう。

もう一つ重視されるのは自己マネージメント能力です。経験のない人の場合、研修や指導が必要になります。それでも先輩たちが全てを教えてくれるわけではありません。自分でしなければならないことも多くあります。自分に与えられた仕事を決められた期間内に終わらせるマネージメント能力を持っていることを、面接の場で伝えなければなりません。

経験者と同じように仕事に対する熱意を持っていることを、志望動機ににじませることも必要です。これは入りたい会計事務所のことを詳しく調べることで可能になります。その事務所のことに詳しくなれば、仕事に対して熱意を持っていることの証明になります。ネットでその会計事務所はどんなことに力を入れているか、詳しく調べましょう。面接ではその部分に自分が貢献できることをアピールします。経験がないので熱意を持って一生懸命に仕事をすることを約束するのが良い方法です。

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